生徒に、より豊かな人生について、経済一辺倒では得られないこと、空疎な生き方にならないこと、などと伝えるのに、やはり美術の寄与することについても言及する。そのときに、よく好奇心について触れることになる。しかし、好奇心とはそもそも何か、これを持ち続ける精神状態についてとか、先天性のものなのか、とか、色々考える。好奇心という呼称についても、もう少しピッタリの言葉はないものだろうか、とも思う。